構文
構文は以下の通りです。
let オブジェクト名 = {
プロパティ名1: 値1,
プロパティ名2: 値2,
};
プロパティ名1: 値1,
プロパティ名2: 値2,
};
解説
複数のデータを扱う方法として配列がありますが、複数のデータの集合を扱う別の方法があります。それがオブジェクトになります。オブジェクトは、プロパティと値をコロン(:)でつないだ組み合わせをカンマ区切りで列挙します。配列ではインデックスをキーにして要素を参照・代入することができましたが、オブジェクトではプロパティをキーにして、同様の処理を行うことができます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
function 動物オブジェクトの例() {
let 動物 = {
名前: "犬",
種類: "哺乳類",
};
// プロパティの使用例
console.log("動物の名前: " + 動物.名前); // 動物の名前: 犬
console.log("動物の種類: " + 動物.種類); // 動物の種類: 哺乳類
}
let 動物 = {
名前: "犬",
種類: "哺乳類",
};
// プロパティの使用例
console.log("動物の名前: " + 動物.名前); // 動物の名前: 犬
console.log("動物の種類: " + 動物.種類); // 動物の種類: 哺乳類
}
上記のプログラムは、動物についての情報を含むオブジェクトの内容を表示します。
まとめ
オブジェクトは、プロパティをキーにすることで、値の参照や代入ができるようになります。