教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのオブジェクトの使い方

構文

構文は以下の通りです。

let オブジェクト名 = {
    プロパティ名1: 値1,
    プロパティ名2: 値2,
};

解説

複数のデータを扱う方法として配列がありますが、複数のデータの集合を扱う別の方法があります。それがオブジェクトになります。オブジェクトは、プロパティと値をコロン(:)でつないだ組み合わせをカンマ区切りで列挙します。配列ではインデックスをキーにして要素を参照・代入することができましたが、オブジェクトではプロパティをキーにして、同様の処理を行うことができます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

function 動物オブジェクトの例() {
    let 動物 = {
        名前: "犬",
        種類: "哺乳類",
    };
    // プロパティの使用例
    console.log("動物の名前: " + 動物.名前); // 動物の名前: 犬
    console.log("動物の種類: " + 動物.種類); // 動物の種類: 哺乳類
}

上記のプログラムは、動物についての情報を含むオブジェクトの内容を表示します。

まとめ

オブジェクトは、プロパティをキーにすることで、値の参照や代入ができるようになります。