教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでの二次元配列要素の参照及び代入方法

構文

構文は以下の通りです。

二次元配列要素の参照
配列[行番号][列番号]

解説

配列の特定の位置にある値を取得することです。例えば、「座席表[2][3]」は、2行目の3列目の生徒の名前を取得するイメージです。

二次元配列要素への代入
配列[行番号][列番号] = 新しい値

解説

配列の特定の位置に新しい値を入れることです。例えば、「座席表[1][1] = '山田さん'」は、1行目の1列目に山田さんを座らせることを意味します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

// 二次元配列の初期化
function 座席表を初期化() {
  let 座席表 = [
    ['佐藤さん', '鈴木さん', '高橋さん'],
    ['田中さん', '渡辺さん', '伊藤さん'],
    ['山本さん', '中村さん', '小林さん']
  ];
  console.log('初期の座席表:', 座席表);
  // 参照
  let 参照する生徒 = 座席表[2][1];
  console.log('2行目の1列目の生徒:', 参照する生徒);
  // 代入
  座席表[1][2] = '松本さん';
  console.log('新しい座席表:', 座席表);
}

上記のプログラムは、以下の内容となります。
// 参照
「座席表[2][1]」を使って、2行目の1列目の生徒の名前を取り出して表示します。
// 代入
「座席表[1][2]」に「松本さん」を代入して、新しい座席表を表示します。

まとめ

二次元配列は、座席表のように行と列でデータを整理するのに便利です。