構文
構文は以下の通りです。
二次元配列要素の参照
配列[行番号][列番号]
解説
配列の特定の位置にある値を取得することです。例えば、「座席表[2][3]」は、2行目の3列目の生徒の名前を取得するイメージです。
二次元配列要素への代入
配列[行番号][列番号] = 新しい値
解説
配列の特定の位置に新しい値を入れることです。例えば、「座席表[1][1] = '山田さん'」は、1行目の1列目に山田さんを座らせることを意味します。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
// 二次元配列の初期化
function 座席表を初期化() {
let 座席表 = [
['佐藤さん', '鈴木さん', '高橋さん'],
['田中さん', '渡辺さん', '伊藤さん'],
['山本さん', '中村さん', '小林さん']
];
console.log('初期の座席表:', 座席表);
// 参照
let 参照する生徒 = 座席表[2][1];
console.log('2行目の1列目の生徒:', 参照する生徒);
// 代入
座席表[1][2] = '松本さん';
console.log('新しい座席表:', 座席表);
}
function 座席表を初期化() {
let 座席表 = [
['佐藤さん', '鈴木さん', '高橋さん'],
['田中さん', '渡辺さん', '伊藤さん'],
['山本さん', '中村さん', '小林さん']
];
console.log('初期の座席表:', 座席表);
// 参照
let 参照する生徒 = 座席表[2][1];
console.log('2行目の1列目の生徒:', 参照する生徒);
// 代入
座席表[1][2] = '松本さん';
console.log('新しい座席表:', 座席表);
}
上記のプログラムは、以下の内容となります。
// 参照
「座席表[2][1]」を使って、2行目の1列目の生徒の名前を取り出して表示します。
// 代入
「座席表[1][2]」に「松本さん」を代入して、新しい座席表を表示します。
まとめ
二次元配列は、座席表のように行と列でデータを整理するのに便利です。