構文
構文は以下の通りです。
for (初期化; 条件; 増減) {
// 繰り返し実行するコード
}
// 繰り返し実行するコード
}
解説
初期化は、ループが始まる前に一度だけ実行(ここでカウンタ変数を初期化)します。条件は、ループが続くかどうかを判断する条件(条件がtrueである間、ループが繰り返される)を記述します。増減は、各ループの終わりに実行(ここでカウンタ変数を増減)されます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
(例1)数字を表示
function 数字を表示() {
// 0から4までの数字を表示するためのfor文
for (let 数字 = 0; 数字 < 5; 数字++) {
console.log("数字: " + 数字);
}
}
// 0から4までの数字を表示するためのfor文
for (let 数字 = 0; 数字 < 5; 数字++) {
console.log("数字: " + 数字);
}
}
上記のプログラムは、カウンタ変数iを0から4まで増やし、その値を数字に代入して表示しています。
(例2)名前のリストを表示
function 名前を表示() {
// 名前のリスト
let 名前リスト = ["太郎", "花子", "次郎"];
// 名前リストの各要素を表示するためのfor文
for (let 件目 = 0; 件目 < 名前リスト.length; 件目++) {
let 名前 = 名前リスト[件目];
console.log("名前: " + 名前);
}
}
// 名前のリスト
let 名前リスト = ["太郎", "花子", "次郎"];
// 名前リストの各要素を表示するためのfor文
for (let 件目 = 0; 件目 < 名前リスト.length; 件目++) {
let 名前 = 名前リスト[件目];
console.log("名前: " + 名前);
}
}
上記のプログラムは、名前リストの各要素を順番に取り出し、その名前を表示しています。
まとめ
for文は初期化, 条件, 増減の3つの部分で構成されており、それらを使ってループを制御します。指定した回数だけ繰り返したい場合や、配列などのコレクションを順番に処理したい場合に使います。