教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのbreak文の使い方

構文

構文は以下の通りです。

break;

解説
breakは、ループやswitch文の実行を途中で終了させるために使われます。例えば、ループの中で特定の条件が満たされたときに、それ以上ループを続ける必要がない場合に使用します。また、switch文の中で特定のケースが実行された後、それ以外のケースを実行しないようにするためにも使われます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

(例1)ループでの使用

function 例1_ループでの使用() {
  let 数字リスト = [1, 2, 3, 4, 5];
  for (let 数字 of 数字リスト) {
    if (数字 === 3) {
      console.log('数字3が見つかりました。ループを終了します。');
      break;
    }
    console.log('現在の数字: ' + 数字);
  }
}

上記のプログラムは、数字リストの中に「3」が見つかった時点でループを終了します。

(例2)switch文での使用

function 例2_switch文での使用(フルーツ) {
  switch (フルーツ) {
    case 'りんご':
      console.log('りんごが選ばれました。');
      break;
    case 'バナナ':
      console.log('バナナが選ばれました。');
      break;
    case 'みかん':
      console.log('みかんが選ばれました。');
      break;
    default:
      console.log('不明なフルーツです。');
  }
}

上記のプログラムは、選ばれたフルーツによって対応するメッセージが表示され、各ケースの後にbreak文を使用してswitch文の実行を終了します。

まとめ

break文は、ループやswitch文の中で実行を途中で終了させるために使用されます。ループの中では特定の条件が満たされたときに使用され、switch文の中では特定のケースの実行を終了させるために使用されます。