構文
構文は以下の通りです。
break;
解説
breakは、ループやswitch文の実行を途中で終了させるために使われます。例えば、ループの中で特定の条件が満たされたときに、それ以上ループを続ける必要がない場合に使用します。また、switch文の中で特定のケースが実行された後、それ以外のケースを実行しないようにするためにも使われます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
(例1)ループでの使用
function 例1_ループでの使用() {
let 数字リスト = [1, 2, 3, 4, 5];
for (let 数字 of 数字リスト) {
if (数字 === 3) {
console.log('数字3が見つかりました。ループを終了します。');
break;
}
console.log('現在の数字: ' + 数字);
}
}
let 数字リスト = [1, 2, 3, 4, 5];
for (let 数字 of 数字リスト) {
if (数字 === 3) {
console.log('数字3が見つかりました。ループを終了します。');
break;
}
console.log('現在の数字: ' + 数字);
}
}
上記のプログラムは、数字リストの中に「3」が見つかった時点でループを終了します。
(例2)switch文での使用
function 例2_switch文での使用(フルーツ) {
switch (フルーツ) {
case 'りんご':
console.log('りんごが選ばれました。');
break;
case 'バナナ':
console.log('バナナが選ばれました。');
break;
case 'みかん':
console.log('みかんが選ばれました。');
break;
default:
console.log('不明なフルーツです。');
}
}
switch (フルーツ) {
case 'りんご':
console.log('りんごが選ばれました。');
break;
case 'バナナ':
console.log('バナナが選ばれました。');
break;
case 'みかん':
console.log('みかんが選ばれました。');
break;
default:
console.log('不明なフルーツです。');
}
}
上記のプログラムは、選ばれたフルーツによって対応するメッセージが表示され、各ケースの後にbreak文を使用してswitch文の実行を終了します。
まとめ
break文は、ループやswitch文の中で実行を途中で終了させるために使用されます。ループの中では特定の条件が満たされたときに使用され、switch文の中では特定のケースの実行を終了させるために使用されます。