教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのアロー関数の使い方

構文

構文は以下の通りです。

// アロー関数の基本構文
(引数1, 引数2, ...) => {
  // 処理内容
  return 戻り値;
}
// 引数が1つだけの場合は、括弧を省略できます
引数 => {
  // 処理内容
  return 戻り値;
}
// 処理が1行の場合は、波括弧とreturnを省略できます
引数 => 戻り値;

解説

アロー関数は、簡潔な関数定義の方法です。通常のfunctionキーワードを使用する方法と比べて、より短く、読みやすいコードを書くことができます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

// 二つの数字を足し算するアロー関数
let 足し算 = (数1, 数2) => {
  return 数1 + 数2;
};
// 結果をログに出力
console.log(足し算(5, 3)); // 8
// 数字が正の数かどうかを判定するアロー関数
let 正の数判定 = 数 => 数 > 0;
// 結果をログに出力
console.log(正の数判定(5)); // true
console.log(正の数判定(-1)); // false

上記のプログラムは、アロー関数を使って二つの数の足し算や、数が正の数かどうかを判定する方法を示しています。

まとめ

アロー関数は、簡潔に関数を定義するのに役立ちます。プログラムの読みやすさと、保守性を向上させるため、アロー関数を適切に使いこなすことが重要です。