Functionオブジェクトは、関数を取り扱うオブジェクトです。new演算子により、インスタンスを生成できます。
オブジェクト一覧
主なオブジェクトを紹介します。
メンバー | 説明 |
toString | 関数のソースコードを文字列として返します。 |
length | 関数が期待する引数の数を返します。 |
name | 関数の名前を表す文字列を返します。 |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
toString
// 日本語の関数名と変数名を使用
function 日本語関数(引数1, 引数2) {
return 引数1 + 引数2;
}
// `toString` メソッドを使用して関数のソースコードを文字列として取得
let 関数の文字列 = 日本語関数.toString();
// 結果を表示
console.log(関数の文字列);
function 日本語関数(引数1, 引数2) {
return 引数1 + 引数2;
}
// `toString` メソッドを使用して関数のソースコードを文字列として取得
let 関数の文字列 = 日本語関数.toString();
// 結果を表示
console.log(関数の文字列);
結果:
function 日本語関数(引数1, 引数2) {
return 引数1 + 引数2;
}
length
// 日本語の関数名と変数名を使用
function 引数の数を取得する関数(引数1, 引数2, 引数3) {
return 引数1 * 引数2 * 引数3;
}
// `length` プロパティを使用して関数が期待する引数の数を取得
let 引数の数 = 引数の数を取得する関数.length;
// 結果を表示
console.log("この関数が期待する引数の数: " + 引数の数);
function 引数の数を取得する関数(引数1, 引数2, 引数3) {
return 引数1 * 引数2 * 引数3;
}
// `length` プロパティを使用して関数が期待する引数の数を取得
let 引数の数 = 引数の数を取得する関数.length;
// 結果を表示
console.log("この関数が期待する引数の数: " + 引数の数);
結果:この関数が期待する引数の数: 3
name
// 日本語の関数名と変数名を使用
function 関数の名前を取得() {
return "これは関数の例です";
}
// `name` プロパティを使用して関数の名前を取得
let 関数名 = 関数の名前を取得.name;
// 結果を表示
console.log("この関数の名前: " + 関数名);
function 関数の名前を取得() {
return "これは関数の例です";
}
// `name` プロパティを使用して関数の名前を取得
let 関数名 = 関数の名前を取得.name;
// 結果を表示
console.log("この関数の名前: " + 関数名);
結果:この関数の名前: 関数の名前を取得
まとめ
Functionオブジェクトは、メソッドやプロパティを理解することで、関数をより柔軟に操作できるようになります。