JSONオブジェクトは、JSON形式の文字列とJavaScriptのオブジェクトを相互に変換する静的メンバーを提供します。
オブジェクト一覧
主なオブジェクトを紹介します。
メンバー | 内容 |
JSON.parse(文字列) | JSON文字列をオブジェクトに変換します |
JSON.stringify(オブジェクト) | オブジェクトをJSON文字列に変換します |
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
JSON.parse(文字列)
function 文字列をオブジェクトに変換() {
let json文字列 = '{"名前": "太郎", "年齢": 12, "趣味": ["サッカー", "読書"]}';
let オブジェクト = JSON.parse(json文字列);
// 結果を表示
console.log("名前: " + オブジェクト.名前);
console.log("年齢: " + オブジェクト.年齢);
console.log("趣味: " + オブジェクト.趣味.join(", "));
}
// 関数を呼び出す
文字列をオブジェクトに変換();
let json文字列 = '{"名前": "太郎", "年齢": 12, "趣味": ["サッカー", "読書"]}';
let オブジェクト = JSON.parse(json文字列);
// 結果を表示
console.log("名前: " + オブジェクト.名前);
console.log("年齢: " + オブジェクト.年齢);
console.log("趣味: " + オブジェクト.趣味.join(", "));
}
// 関数を呼び出す
文字列をオブジェクトに変換();
実行結果:
名前: 太郎
年齢: 12
趣味: サッカー, 読書
JSON.stringify(オブジェクト)
function オブジェクトを文字列に変換() {
let 生徒情報 = {
名前: "花子",
年齢: 10,
成績: { 国語: 85, 数学: 90, 英語: 88 }
};
let json文字列 = JSON.stringify(生徒情報);
// 結果を表示
console.log(json文字列);
}
// 関数を呼び出す
オブジェクトを文字列に変換();
let 生徒情報 = {
名前: "花子",
年齢: 10,
成績: { 国語: 85, 数学: 90, 英語: 88 }
};
let json文字列 = JSON.stringify(生徒情報);
// 結果を表示
console.log(json文字列);
}
// 関数を呼び出す
オブジェクトを文字列に変換();
実行結果:
{"名前":"花子","年齢":10,"成績":{"国語":85,"数学":90,"英語":88}}
まとめ
JSON形式は、データをやり取りする際に非常に便利なフォーマットです。