教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps ScriptでのJSONオブジェクトの種類

JSONオブジェクトは、JSON形式の文字列とJavaScriptのオブジェクトを相互に変換する静的メンバーを提供します。

オブジェクト一覧

主なオブジェクトを紹介します。

メンバー 内容
JSON.parse(文字列) JSON文字列をオブジェクトに変換します
JSON.stringify(オブジェクト) オブジェクトをJSON文字列に変換します

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

JSON.parse(文字列)

function 文字列をオブジェクトに変換() {
  let json文字列 = '{"名前": "太郎", "年齢": 12, "趣味": ["サッカー", "読書"]}';
  let オブジェクト = JSON.parse(json文字列);
  // 結果を表示
  console.log("名前: " + オブジェクト.名前);
  console.log("年齢: " + オブジェクト.年齢);
  console.log("趣味: " + オブジェクト.趣味.join(", "));
}
// 関数を呼び出す
文字列をオブジェクトに変換();

実行結果:
 名前: 太郎
 年齢: 12
 趣味: サッカー, 読書

JSON.stringify(オブジェクト)

function オブジェクトを文字列に変換() {
  let 生徒情報 = {
    名前: "花子",
    年齢: 10,
    成績: { 国語: 85, 数学: 90, 英語: 88 }
  };
  let json文字列 = JSON.stringify(生徒情報);
  // 結果を表示
  console.log(json文字列);
}
// 関数を呼び出す
オブジェクトを文字列に変換();

実行結果:
 {"名前":"花子","年齢":10,"成績":{"国語":85,"数学":90,"英語":88}}

まとめ

JSON形式は、データをやり取りする際に非常に便利なフォーマットです。