教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのオブジェクトについて

構文

構文は以下の通りです。

let オブジェクト名 = {
  プロパティ名1: 値1,
  プロパティ名2: 値2,
  メソッド名: function() {
    // 処理内容
  }
};

解説

オブジェクトは、複数のデータや機能を一つにまとめた「箱」のようなものです。オブジェクトの中には、「プロパティ」と呼ばれるデータや、「メソッド」と呼ばれる関数を入れることができます。オブジェクトを使うことで、データや機能を整理して管理することができます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

function オブジェクト例() {
  let りんご = {
    色: "赤",
    味: "甘い",
    食べる: function() {
      console.log("りんごを食べました。");
    }
  };
  console.log(りんご.色);  // 「赤」と表示されます
  console.log(りんご.味);  // 「甘い」と表示されます
  りんご.食べる();        // 「りんごを食べました。」と表示されます
}

上記のプログラミングは、オブジェクトを使ってデータ(色、味)とそのデータに関連する動作(食べるメソッド)をまとめています。オブジェクトを使うことで、りんごに関する情報や動作を一か所にまとめて扱うことができ、プログラムがより整理されてわかりやすくなります。

まとめ

オブジェクトは、関連するデータや処理をひとまとめにするために便利です。プロパティを使ってデータを保持し、メソッドを使ってそのデータに基づいた処理を行います。このようにして、プログラムを分かりやすく整理できます。