教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのオブジェクトのメソッドについて

構文

構文は以下の通りです。

let オブジェクト名 = {
  メソッド名: function(引数) {
    // 処理内容
  }
};
// メソッドの呼び出し
オブジェクト名.メソッド名(引数);

解説

オブジェクトの要素として関数(メソッド)を使用することができます。オブジェクトは複数のプロパティ(データ)やメソッド(処理)を持つことができます。メソッドはオブジェクトの動作を定義する関数です。上記の構文では、オブジェクト内にメソッドを定義し、そのメソッドを後から呼び出して実行しています。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

let 車 = {
  動く: function(距離) {
    console.log("車が" + 距離 + "メートル動きました");
  }
};
// メソッドの呼び出し
車.動く(100);

上記のプログラムは、「車」というオブジェクトに「動く」というメソッドを定義しています。このメソッドは「距離」を引数として受け取り、その距離を使ってメッセージをログに表示します。次に、「車.動く(100);」のようにメソッドを呼び出すことで、車が100メートル動いたことを示すメッセージが表示されます。

まとめ

オブジェクトの要素として関数(メソッド)を定義することで、オブジェクトの動作をプログラム内で整理しやすくなります。この構造により、コードをモジュール化し、再利用性を高めることが可能です。