教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのクラス内のメソッドについて

構文

構文は以下の通りです。

class クラス名 {
  メソッド名(引数1, 引数2, ...) {
    // メソッドの処理
  }
}
// クラスの使用例
let インスタンス名 = new クラス名();
インスタンス名.メソッド名(引数1, 引数2, ...);

解説

この構文では、「クラス名」という名前のクラスの中に「メソッド名」という名前のメソッド(関数)を定義します。メソッドはクラスの中で定義され、クラスのインスタンスを作成してから呼び出すことができます。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

class 動物 {
  鳴く(鳴き声) {
    console.log(鳴き声);
  }
}
let 犬 = new 動物();
犬.鳴く("ワンワン");
let 猫 = new 動物();
猫.鳴く("ニャーニャー");

上記のプログラムは、「動物」というクラスを定義し、その中に「鳴く」というメソッドを作成しました。「鳴く」メソッドは、引数として渡された鳴き声をコンソールに出力します。次に、「犬」と「猫」というインスタンスを作成し、それぞれのインスタンスで「鳴く」メソッドを呼び出しています。

まとめ

クラス内のメソッドは、クラスに属するオブジェクトが特定の動作を行うための関数です。これにより、コードの再利用性が高まり、オブジェクト指向プログラミングの力を活用することができます。このようなクラスとメソッドを使って、より複雑で強力なスクリプトを作成することができます。