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GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでの二次元配列のスプレッド構文の使い方

構文

構文は以下の通りです。

let 新しい二次元配列 = [...元の二次元配列1, ...元の二次元配列2];

解説

この構文で使われる ... はスプレッド構文と呼ばれ、元の二次元配列の要素を個別に展開し、新しい二次元配列にコピーします。この方法は、二次元配列をコピーしたり、複数の二次元配列を結合したりする際に便利です。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

function 二次元配列のスプレッド構文例() {
  // 元の配列を定義
  let 生徒の点数1 = [
    ["太郎", 85, 90, 78],
    ["花子", 92, 88, 95],
    ["次郎", 75, 80, 85]
  ];
  let 生徒の点数2 = [
    ["三郎", 88, 92, 81],
    ["桃子", 91, 89, 94]
  ];
  // スプレッド構文を使って、既存の二次元配列に新しい二次元配列を追加
  let 全生徒の点数 = [...生徒の点数1, ...生徒の点数2];
  // 結果をログに出力
  console.log(全生徒の点数);
}

上記のプログラムは、生徒の点数1という既存の配列に生徒の点数2をスプレッド構文を使って追加し、全生徒の点数という新しい配列を作成する内容です。

まとめ

スプレッド構文は、既存の二次元配列を展開して新しい二次元配列を作るときに非常に便利です。特に、複数の二次元配列を一つにまとめたいときや、既存の二次元配列に新しい要素を追加したいときに役立ちます。