教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでの二次元配列の分割代入の使い方

構文

構文は以下の通りです。

let [[変数1, 変数2, 変数3], [変数4, 変数5, 変数6], [変数7, 変数8, 変数9]] = 配列名;

解説

二次元配列は、配列の中にさらに配列が入っている構造のことを指します。構文の左側で、二重の角括弧を使用することで、配列の中の配列の要素を順番に変数に分割代入します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

function 分割代入の例() {
  let 配列名 = [
    [1, 2, 3],
    [4, 5, 6],
    [7, 8, 9]
  ];
  let [[要素1, 要素2, 要素3], [要素4, 要素5, 要素6], [要素7, 要素8, 要素9]] = 配列名;
  console.log("要素1: " + 要素1);
  console.log("要素2: " + 要素2);
  console.log("要素3: " + 要素3);
  console.log("要素4: " + 要素4);
  console.log("要素5: " + 要素5);
  console.log("要素6: " + 要素6);
  console.log("要素7: " + 要素7);
  console.log("要素8: " + 要素8);
  console.log("要素9: " + 要素9);
}

上記のプログラムでは、与えられた二次元配列の要素を変数に分割代入し、それらの値をコンソールに表示する内容です。

まとめ

二次元配列の分割代入を使うことで、配列の中の要素を簡単に個別の変数に取り出すことができます。これにより、コードの可読性が向上し、配列の操作がより直感的になります。