教えて!GAS!

GASの基礎知識・書き方について紹介します。

Google Apps Scriptでのif...else if文の使い方

構文

構文は以下の通りです。

if (条件1) {
  // 条件1が真の場合の処理
} else if (条件2) {
  // 条件2が真の場合の処理
} else {
  // それ以外の場合の処理
}

解説

if文は条件が真の場合に特定の処理を行います。else if文は前のifまたはelse if文の条件が偽で、かつ自分の条件が真の場合に特定の処理を行います。else文はすべてのifおよびelse if文の条件が偽の場合に実行される処理を記述します。

プログラミング例

具体的なプログラミング例を紹介します。

(例1)温度に応じてメッセージを表示する

function 温度チェック(温度) {
  if (温度 > 30) {
    console.log("暑いです");
  } else if (温度 > 20) {
    console.log("ちょうど良いです");
  } else {
    console.log("寒いです");
  }
}

(例2)点数に応じて評価を表示する

function 成績評価(点数) {
  if (点数 >= 90) {
    console.log("優秀です");
  } else if (点数 >= 75) {
    console.log("良いです");
  } else if (点数 >= 50) {
    console.log("合格です");
  } else {
    console.log("不合格です");
  }
}

まとめ

if...else if文を使うと、複数の条件に応じた処理を実行することができます。最初のif文の条件が偽の場合、次のelse if文の条件が評価されます。すべての条件が偽の場合は、else文の処理が実行されます。