構文
構文は以下の通りです。
function 関数名(引数1, 引数2, ...残余引数) {
// 関数の内容
console.log(残余引数);
}
// 関数の内容
console.log(残余引数);
}
解説
引数1, 引数2は通常の引数となり、...残余引数は残余引数となります。残余引数は、通常引数以外の引数をすべて配列として受け取ります。残余引数を使うと、可変長の引数リストを処理することができます。例えば、特定の数だけ引数を確定して受け取り、それ以外の引数をまとめて1つの配列として受け取ることができます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
function 合計計算(最初の数, 次の数, ...残りの数) {
let 合計 = 最初の数 + 次の数;
for (let 数 of 残りの数) {
合計 += 数;
}
console.log("合計は: " + 合計);
}
// 関数を呼び出す
合計計算(10, 20, 30, 40, 50);
let 合計 = 最初の数 + 次の数;
for (let 数 of 残りの数) {
合計 += 数;
}
console.log("合計は: " + 合計);
}
// 関数を呼び出す
合計計算(10, 20, 30, 40, 50);
最初の数と次の数は必須の引数ですが、...残りの数は残余引数として受け取ります。関数は最初の数と次の数を足し、その後、残りの数全ての数を合計して表示します。
まとめ
残余引数を使うことで、関数に渡される不特定多数の引数を簡単に処理することができます。これにより、柔軟な関数の作成が可能になり、プログラムがより汎用的に利用できるようになります。