構文
構文は以下の通りです。
let インスタンス名 = new クラス名(引数);
解説
クラスのインスタンス化とは、クラスをもとに新しいオブジェクト(インスタンス)を作ることです。newキーワードを使い、クラスの名前と引数を指定することで、クラスからオブジェクトを作成します。作成されたオブジェクトには、クラスに定義されたプロパティやメソッドを利用することができます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を紹介します。
// クラスの定義
class 犬 {
constructor(名前, 年齢) {
this.名前 = 名前;
this.年齢 = 年齢;
}
吠える() {
console.log(this.名前 + "がワンワンと吠えました");
}
}
// クラスのインスタンス化
let 私の犬 = new 犬("ポチ", 3);
// メソッドの呼び出し
私の犬.吠える();
class 犬 {
constructor(名前, 年齢) {
this.名前 = 名前;
this.年齢 = 年齢;
}
吠える() {
console.log(this.名前 + "がワンワンと吠えました");
}
}
// クラスのインスタンス化
let 私の犬 = new 犬("ポチ", 3);
// メソッドの呼び出し
私の犬.吠える();
上記のプログラムは、newキーワードを使って犬クラスをもとに新しいオブジェクトを生成し、そのオブジェクトを私の犬という変数に代入しています。この時、引数として「ポチ」と3(歳)を渡し、それがインスタンスの名前と年齢プロパティに設定されます。
まとめ
インスタンス化は、クラスをもとに新しいオブジェクトを作成し、そのオブジェクトのプロパティやメソッドを使えるようにする重要なステップです。